生き物・飼育

カナヘビのおうち|飼育に必要な設備(ケージ・ライト・床材・ヒーターなど)

こんにちは、はるパパです。
 
5才の子供と奥様と
カナヘビを可愛がって育てています。

パパ
パパ
このページでは
「カナヘビを育てるための設備」について
解説しています。
チビ
チビ
パパ!カナヘビは
どんなおウチで暮らすのがいいの??
パパ
パパ
一緒に考えてみよっか!

 

カナヘビの家を作ろう

捕まえた直後の一時しのぎ

とりあえず

・いったん虫かごにいれる
・落ち葉とキッチンペーパーをいれる
・びんのふたなどに水をいれ、水飲み場をつくる

暖かい季節(春~秋)なら
数日やり過ごすにはこのくらいでOKです。

元気なうちに必要な設備を揃えましょう。

カナヘビの家に必要なもの

必要な設備は以下のとおりです。

・ケース
・床材
・水入れ(子供のカナヘビは霧吹き)
・紫外線ライト(日光浴の代わり)
・バスキングライト(体温の調整用)
・エサ
・遊び場や隠れ家

自分の経験から

・バスキングライト
・紫外線ライト

この二つが超・超・超 重要です!!

順番に書いていきます!

ケース

カナヘビは立体的に活動的します。

ですので小さい虫かごでは
ストレスが溜まります。

チビ
チビ
大きいお家が良いの?
パパ
パパ
そう、安くてもいいから
広いケージ(お家)にしてあげよう。

お金をかけない選択肢としては

  • 大きめの虫かご
  • 衣装ケース

これらがおススメです。

動きをみていると
市販の一番大きい虫かご(40cmサイズ)でも
少しせまいかもしれません。

<衣装ケース>

間に合わせでも、ぜんぜん使えます。

あと蓋(ふた)をどうするか課題です。
自分は自作しました。

プラダンと網戸用のネット
合わせて1,000円くらいでした。

蓋(ふた)が無いと、登ってくるんです・・
ムシ(バッタとかクモ)が・・

小さいコオロギくらいなら
大丈夫です。笑

<虫かご>

このくらいの虫かごだと
少数飼い向けです。

<60cmガラス水槽>

 

このくらいの水槽を使っているかたも多いです。

見た目もファッショナブルで
値段もお手頃ですね。

重いので掃除メンテが少し大変。

<オススメの爬虫類用ケージ>

じつはこの手のケージにすると、
前開きができるメリットがあります。

机や棚の上に置いたとき、
子供は前面のガラスから手がはいるので、
ケージにアクセスできます。

子供が手伝いやすい構造です。

↓下のケージも同じです。

<インテリアにも配慮した爬虫類水槽>

これは爬虫類のケージで定番の製品です。

このくらいのサイズがあると
育てやすいですね。

他の種類の爬虫類でも
飼えるレベルのケージです。

ケース・ケージを選ぶ場合は

カナヘビとエサの虫が逃げないよう、
できるだけ高さがあるものを選びましょう。

コオロギが飛び越えないよう。
40cm以上あると良いです。

床材

なぜ床材が必要かというと
おなかを冷やさないためです。

人間でいうと

フローリングに
おなかをくっつけているようなイメージ

です。

どう考えても冷たいですよね(笑)

オススメの床材は赤玉土です。

カビ・誤食・メンテナンス性を考慮して


赤玉土(Sサイズ)を使ってます。
オススメです。

これで長期飼育が、うまくいっています。
マジでカビが生えにくいです。

ダニなどの虫もほとんど出ません。

失敗例ですが

カナヘビを飼いはじめたときに
ペットショップの店員さんの話を鵜呑みにして
木くず(おがくず)にしました。

すると水入れ容器の下の
木くずが当たる部分に

ソッコーでカビが生えました

ほんと数日でカビが生えました。

しばらくすると

ダニやトビムシなどの
虫も大量に発生しました。

店員さんのいうことを
鵜呑みにしてはいけない、と学びました。

メンテナンス用のダンゴムシや
エサの虫にはよさそうでしたが

人間やカナヘビには
どう考えても不衛生なので

木くずはすぐにやめ、赤玉土に変えました。

赤玉土はさらっと乾くので
カビは発生していません。

ホントにオススメです。

あっ、赤玉土はこんなのです。


 

・土は10リットルくらいあればOKです。
・土のサイズはSサイズにしましょう。
・大きいサイズにすると、エサの虫が入り込んでしまう

ちなみに黒土を使っている人も多いです。
黒土はこんなのです。



湿度を維持しやすくするため
水苔を最底面に引いて
水を吸わせる方法もあります。

水苔

自然に近づけために
赤玉土、黒土、水苔などを
ブレンドしている人もいます。

メンテナンスの手間との
トレードオフで選択して下さい。

初心者はとりあえず
赤玉土でばっちりオッケー
です!(^^♪

水入れ

カナヘビはよく水を飲む生き物です。
水入れを置いてあげて下さい。

器は何でもよいですが

カナヘビが乗って
ひっくり返らない&溺れないもの
が良いですね。(^^♪

定番品でこんなのがあります。


水は1~2日で変えてください。

ちなみに
赤ちゃんカナヘビは、霧吹きで給水
して下さい。

壁についた水滴をペロペロなめて
水分補給します。

紫外線ライト

紫外線ライトは超重要です。

カナヘビは
紫外線を浴びるための日光浴をさせないと
クル病になってしまいます

太陽の光を浴びて
体の骨などを強くしています。

毎日、日光浴できればよいですが
大変なので紫外線ライトをあてます。

ライトはケースの淵に
ソケットスタンドを取り付けて使用します。

1日8時間つけっぱなしにします。
電源タイマーを使うと便利です。

紫外線ライト

ソケット

ソケット用カバー


電源プログラムタイマー

時間と曜日で
ルーティンをセットできます。

朝7時にライトON
夜6時にライトOFF

みたいな。便利です。

バスキングライト

カナヘビは変温動物のため
元気よく活動するために、体を温める必要があります。

つまりバスキングライトは
太陽の代わりに

体温を調整するために必要です。

人でいう
お風呂みたいなもんです。

外が暖かい季節は多少は大丈夫ですが

寒くなり体温が下がってくると
消化不良になったり食欲がなくなったりして

衰弱していきます。

室内で越冬するには
一定温度を保つ必要があるので

11月~3月くらいは

パネルヒーターとセットで
ケージを温めながら使って下さい。

そうすることで寿命が格段にのびます。
1日8時間程度あてましょう。

バスキングライト

 

ソケット


電源プログラムタイマー

時間と曜日でルーティンをセットできます。

パネルヒーター

基本的に年中使用します。

と、他のサイトで書いていますが

真夏はケース内が暑いので
自分はつけていません。

秋から初夏でOK

冬は必須!!です。

サーモスタットがついたもので

ケースの半面ほどを
覆えるものを選びます。

大きめ

 

小さめ

ケースに合わせて
パネルヒーターの
大きさを選んでみてください。

遊び場や隠れ家

カナヘビを
見つけた場所に落ちている枯葉を
ケースに敷き詰められるように
持ってきます。

虫がついていないか確認し
一度洗って、天日干しすると
なお良いです。

シェルターとして
ドーム型の隠れ家があっても良いです。

拾った木の枝や
100均の小道具や観葉植物でもOkです。

ポトスとか定番ですね。

立体的に運動できるようすると
日中、バタバタ遊んでくれます!(^^♪

わが家は今のところこんな感じです。

横にライトがついています。

生エサ

家の周辺で虫をとって
与えられればそれが一番です。

自分の口より大きいものは
食べられませんが
細長い虫は食べます。

実績のある虫は、
クモ、ダンゴムシ、ワラジムシ、
ガ、バッタ、キリギリス、
コオロギ、ミミズ、ナメクジ、
アオ虫、尺とり虫、アブラムシ

などなど。

「うぇー、無理」

と思う人!

自分と同じ感覚です。(笑)

アリも食べましたが
酸があるのであまりよくないと聞き
あげていません。

他には

黒光りする硬い虫や
大きいダンゴムシは
食べませんでした。

コオロギ、クモは大好物です。(笑)

苦手な方は
ホソワラジムシはいかがですか?
逃げもせず扱いやすいです。

 

クル病対策で
栄養剤も添加してあげると効果的です。

定番のコオロギです。

Sサイズで良いと思います。
Mサイズだと
カナヘビによっては食べれません。

コオロギ跳ねるので
ケースの蓋を忘れずに(笑)

 


余談ですが

コオロギを大量に買って
虫かごで飼い育てるのは
それなりに大変です。

近くにペットショップがあれば
都度、買いに行くのがおすすめです。

でないと

*水替えやエサやりが手間
*共食いしたりニオイが出る

なので

カナヘビを飼いたいのか
コオロギを飼っているのか
わからなくなります。(笑)

人工エサ

ピンセットでご飯(むし)を
食べさせることに慣れてきたら

ぜひ人工エサもトライして下さい。

人口エサを食べれば
生エサでなくても大丈夫です。

時間をかけると食べるようになります。

こんな感じで食べます。
かわいい(^^♪

以上で、設備の準備はおしまいです。

とりあえず虫かごと土とエサがあれば
春から秋くらいは室温が原因で
急死するようなことはないです。

でも徐々に弱ることは十分あります。

紫外線を当て適温に保つことが、元気の秘訣です。
可能な範囲で整えてあげて下さい。

余談ですが

電気代は冬場の一か月で
だいたいこれくらいです。

・バスキングライト:1,000円 前後
・紫外線ライト  :500円  前後
・パネルヒーター :400円    前後

うっかり飼い始めると
意外とまあまあお金がかかります。(笑)

【注意】
熱中症にならないよう、
ケースの中の温度に注意!

ケースの中があつくなり
熱中症で死んでしまうことがあります。

特に夏の日光浴はぜったい注意です!!
短時間で!放置禁止!

まとめ

■カナヘビの家を作ろう
カナヘビの家に必要なもの
・ケース
・床材
・水入れ
・紫外線ライト(日光浴の代わり)
・バスキングライト(体温の調整用)
・遊び場や隠れ家
・エサ

生き物を育てるのって、大変ですが楽しいです!

子供の教育にもなるので、カナヘビを見つけたら
育ててみてはいかがでしょうか?(^^♪

本日のクエスト以上です!

今日より明日もっと、晴れやかに過ごせますように(^^♪