生き物・飼育

卵から生まれたカナヘビの赤ちゃんの育て方|飼い方・エサ・必要なものはこれでばっちり!

カナヘビのママを大切に育てていたら
いつの間にか卵を産みました。

その卵から
赤ちゃんカナヘビが2匹が生まれました!

わーい!!(*^^)v(パチパチパチ)

卵の発見から1か月で生まれました!

ドキドキしながら育てましたが
元気に大きくなっています。

実体験をもとに
カナヘビの赤ちゃんの育て方
エサなど必要なものについて
解説します!

ポイントはこうです。

  • 設備
    ・大人用と同じものが望ましい
    ・重いものを入れない
    ・水は深くしない
  • エサ
    ・動かないアブラムシがおススメ。
    ・SSサイズのコオロギや小さいクモなどが良い。
    ・人工飼料にも挑戦する。
  • お世話
    ・愛情たっぷりで育てる
    ・霧吹きをまめにする
    ・ぜったい!大人と一緒にしない

カナヘビの赤ちゃんが生まれた

赤ちゃんはどんな姿で生まれる?

爬虫類なので
大人と同じ見た目の
ミニチュアで生まれてきます。

体長は10センチくらいで
ほとんどしっぽ。

形はカナヘビそのもの。

体長:7cmくらい
*体が3cmくらい

半分以上しっぽです。

伝わりますか?この透明感。


透き通るように
キレイな体をしています。

赤ちゃん、可愛すぎ・・(^^♪

どうやって生まれてきたの?

生まれたときの話を
時系列で書きますので

飼い方がすぐ知りたい人は
少し読み飛ばして下さい。

一匹目

昼間に気づいたら
いつのまにか生まれていました。

卵にヒビが入っていたので
「ん?」と思ってみたら

ケースの中を
ピョコピョコ走り回っていました。

二匹目

朝みたら、またしても
卵にヒビが入っていました。

でもまだ生まれてなかったので
観察してみることに。

時系列で書きますね。

出るときは一瞬で出てきます。

AM7:30

ひび割れた卵を発見

AM8:00

とくに変化がないですが
少ししっとりしてました。

AM8:30

割れたところが
わずかに動いている感じがします。

割れ目から、少し粘液が出ています。

貴重な経験なので
最後まで子供に見せようと

この時点で、保育園に
遅れる連絡を入れました。

*パパはテレワーク
*ママは時短

AM9:00

割れたところがピクピクして
相変わらず粘液が出ています。

ほんの少し
口先が見えてきました。

「ちゃんと見張っておいてね!」

と、子どもにお願いして
パパ・ママは少し離れました。

ママは気になるようで
身支度をしながら1~2分くらいおきに
チェックしていました。

AM9:15

「あっ!!」

奥様が大きな声で言いました。

「しまった!!」

「生まれてる!!」

一同「え!?」

見に行くと、いつの間にか
赤ちゃんが出てきました。

うちの子供は、集中力がきれて

別のことして、遊んでいました。

おいー!!(笑)

目を離した1~2分で出てきました。

貴重な瞬間を見逃してしまった・・

カナヘビの赤ちゃんの飼い方

まずは食べ物から紹介します。

エサは何を食べる?

・アブラムシ
・SSサイズのコオロギ
・小さいクモ
などを食べます。

生後すぐは食べません。
2~3日目から小さい虫を食べます。

エサ取りがヘタッピないので
生まれて1週間くらいは

動きがはやい虫は
捕まえることができませんでした。

アブラムシは動きが遅いのでオススメです。

コオロギは脚をもいで
与えると良いです。

気持ち悪いですが。(笑)
もいだ脚もしっかり食べます。

こんなところにいます。

アブラムシは
花など植物についているので

袋に花をつっこみデコピンをすると
ポロポロ落ちてきます。

ちなみに大人のカナヘビも
大好きな虫です。

生後1日目はこんな感じでした。

・人工飼料(レオパゲル)
 →食べない×

・3mmくらいのクモ  
 →食べない×

・小さいコオロギ    
  →食べない×

怖いのかイヤなのか、食べませんでした。

調べたところ

生後すぐは食べないことが多いようです。

生後2日目はこんな感じでした。

飼育かごの中をのぞいた瞬間に
ピョッコっと顔を出してきました。

これはおなかが減っている!

と気づいた奥様が

虫ギライにも関わらず
子どもと一緒にがんばって
エサ探しにいきました。

その結果

アブラムシを大量にゲット
赤ちゃんにあげたところ
爆食しました。

ちなみに
カタい虫は食べません。
これは大人のカナヘビも同じです。

あと

大きい虫(コオロギの成体とか)NG
咬んで危ないかもしれないので、あげないでください。

その後

順調に成長し10日ほどで
コオロギも小さいバッタも
食べるようになりました。

まだエサ取りはへたっぴなので
エサの虫を少し弱らせたり
足をもいだりして投入する
より食べやすいです。

一か月ほどで
人工エサも食べるようになりました。

二か月も経つと、S~Mくらいの
微妙に大きいサイズのコオロギも
食べれるようになります。

コオロギにかみついて弱らせて
ゆっくりガブガブするようになりました。

設備は何が必要?

必要なもの

カナヘビの家に必要なものは
この記事にまとめてあります。

【子供が懇願】やった、カナヘビを捕まえた!どうやって飼えばいい?!【簡単に飼える?】

・ケース
・床材
・水入れ
・紫外線ライト(日光浴の代わり)
・バスキングライト(体温の調整用)
・エサ
・遊び場や隠れ家

基本的に大人のカナヘビと
ほとんど同じセットが必要です。

一点だけ大人カナヘビとは別に
あった方がよいアイテムはこちらです。

赤ちゃんは水を飲むとき
あまり水入れから飲みません。

霧吹きで壁などについた水滴を
ペロペロなめます。

しかし、出張や旅行などで
外出するときに
霧吹きをしてあげられないので

なめて水を飲めるように
自動給水器を設置してあげると
ペロペロと水を飲めるので安心です。

エサとして入れたコオロギも
自動給水器から
一緒に水を飲んでいました。(笑)

注意:重いかざりNG

体が本当に小さいので

はさまったり
つぶされたりしないように
極力、重いものは避けましょう。

間に合わせのセッティング

わが家はとりあえず
こんな感じでセッティングしました。

↑で使ったもの
・虫かご(大)
・赤玉土
・水苔
・紫外線ライト
*大人用からもらい光

なお

小さい虫かごで
バスキングライトをつかうと
暑くて死んでしまう危険がある

ので

やっぱりケースから何から
大人と同じセットが必要です。

すぐに大人用のセットに変えました。

お金がかかる・・((笑))

大人用のケースに入れられないの?

そうなんです。

生まれたての赤ちゃんカナヘビを
大人のカナヘビと一緒に入れるのは
絶対にNGです。

なぜかというと

大人用のケースに

赤ちゃんカナヘビを入れた瞬間に

卵を産んだ本人(ママカナヘビ)が

“エサを狙う動き”で

赤ちゃんカナヘビに近づいていきました。

これはちょっとショックでした。

キケンを感じたので
すぐに離したのですが

カナヘビは
口に入るサイズのものは
なんでも食べてしまう

ので

実の赤ちゃんでも食べられる
キケンがあるのです。

ママと一緒に暮らすのは
少し待ってね。

もう少し大きくなってからね。

日常的なお世話

愛情をもって、可愛がる

もう、、トンデモ可愛いです。
なでまわしたい気持ちを押さえつつ
大きくなるまで慎重に飼いましょう。

霧吹きで水やりをする

毎日やりましょう。

赤ちゃん期は
霧吹きの水で水分補給します。

毎日エサをあげる

大人と違って
毎日エサをあげることが
望ましいです。

採取しやすいエサを見つけましょう。
アブラムシがおススメです。

フンの掃除

衛生を保てる範囲で、随時おこないます。

飲み水の水替え

毎日変えましょう。

床材のチェック

虫(ダニなど)が沸いたら、
床材を交換します。

カビが出た場合も、カビの範囲を交換します。
ひどい場合は、完全交換しましょう。

床材は赤玉土がおススメです。
素晴らしく、カビが生えにくい!

まとめ

「カナヘビの卵が孵化して、赤ちゃんが産まれました!飼い方は?エサは?何が必要?」

ポイントをまとめるとこうです。

  • 設備
    ・大人用と同じものが望ましい
    ・重いものを入れない
    ・水は深くしない
  • エサ
    ・はじめは動かないアブラムシがおススメ。
    ・慣れてきたら、SSサイズのコオロギや小さいクモ
    ・などが良い。人工飼料にも挑戦する。
  • お世話
    ・愛情たっぷりで育てる
    ・霧吹きをまめにする
    ・ぜったい!大人と一緒にしない

わが家に二つの
新しい命がやってきました。

6月うまれのロクちゃん
7月うまれのナナちゃん

どちらもママに似て
キレイな体のベビーです。

こんな奇跡に巡り合えて
とても貴重な経験になりました。

最後になりますが、とても大切な話を。

カナヘビの赤ちゃんのお世話は
大人のカナヘビより少し手間がかかります。

がんばって育てあげたいですが
ムリだと判断したら
親がいた環境に放してあげて下さい。

でもそれでもお世話する!

その場合は、ぜひ
貴重な命を大切に
可愛がってあげて下さい。

わが家もがんばって
可愛がってみます。

本日のクエスト以上です!

今日より明日もっと、晴れやかに過ごせますように(^^♪