家族・生活

大惨事、おうちの中で子供が大ケガ!家庭内事故の危険を知る

「大惨事、おうちの中で子供が大ケガ!家庭内事故の危険を知る」

ニュース、お友達、SNSなどから
子どもの痛ましい事故の話を
聞くことがあります。

自分の子供に同じ事故が起きたと思うと
やるせない気持ちになることがあります。

今回は

・実体験!子供が血だらけになって救急車で運ばれた
・家の中は意外と危険であること
・安全対策のチェックポイント
・事故がおきたらどうするか

について記事にしました。

実は、うちの子供(当時2歳)も
血まみれで救急車で
病院へ運ばれたことがあります。

事故を防げなかったのかと
本当に悔しい想いをしました。

子どもに一生のキズを負わせないために
1人でも伝わると嬉しいです。

ご参考下さい。

対策アイテムはこちらで紹介しています。

実例:救急搬送された額(ひたい)を縫ったケガ

ベランダに椅子や高いものを
絶対に置かないこと。

後悔さきにたたず、な
ホントウにあった教訓です。

ある日曜日、子供が大けが

子どもが2歳の時、
思いもよらないケガをしました。

その日、子どもが

いつの間にか
ベランダに出ていました。

子供はベランダに置いていた
パイプ椅子で遊んでいました。

自分は少し疲れていたのか

部屋の中からぼーっと

子どもが遊んでいるのを
眺めていました。

子供が椅子の上に乗り始めました。

すると、椅子がぐらつき

子どもが椅子から転落しました。

その際に

窓の下のサッシに
額(ひたい)を打ち付けてしまいました。

子どもが泣いて起き上がると

額(ひたい)は
血まみれになっており・・

パックリと割れていました。

子供の顔が
みるみる顔が血に染まり

素人目にどうみても

普通のケガではありませんでした。

自分はショックで
茫然(ぼうぜん)としていまい

情けないことですが
何もすることができませんでした。

「119」:救急車で搬送され病院へ

タオルで止血しながら

「119」に電話をし
妻が救急車を手配しました。

しばらくすると救急車が
マンションの前に到着し

子供はすぐさま
病院へ運ばれました。

病院では救急外来で
しばらく待たされました。

親は子供以上に
青ざめていました。

2歳の子供に
キズをつけてしまったことに

なぜ、防げなかったのか
後悔しかありませんでした。

子供の名前が呼ばれ
処置室へ連れていかれました。

「お父さんたちは、入らない方が良いです。」

と言われ、外で待ちました。

外で待っているあいだ
子供が泣きわめく声が聞こえていました。

体をおさえられて
キズを縫(ぬ)われていたようです。

処置が終わった

処置が終わって顔をみるまで

ずっと

手が震えていました。

さっきまで割れていた額は

きれいに縫ってもらえました。

顔に血が少し残っていて

泣きはらした目でグッタリしていたこと

今でも覚えています。

もしこれが数センチずれていて
目をサッシに打ち付けていたら

取り返しのつかないことに
なっていたでしょう。

考えるだけで背筋が凍ります。

その後の経過

縫ったところは
一週間くらいで抜糸しました。

その後、3か月くらい
テープを張っていました。

・キズが開かないため
・キズあとを目立たなくするため

です。

子供の回復力もあいまみえて
少しづつキズ跡はふさがり

3年たったいま
子どもの額は
きれいに治りました。

今でもうっすらと
キズ跡が少し残っていますが
ほとんど目立たない状態です。

大人になるにつれ
もう気にならなくなるでしょう。

教訓

大人と子供は違う、ということ。

ベランダに背の高いものを置くと
乗り越えて落下する危険があることは
皆様ご存じと思いますが

椅子くらいなら
柵は乗り越えられないから大丈夫

と思っていた矢先に起きた
まさかの転落事故でした。

転落は外側にではなく
内側の窓サッシにですが

子供は思いもよらない
動きや行動をします。

「これくらい大丈夫!」

と油断すると

想定のうえのうえの事態
を引き起こします。

先回りして対策することが
本当に大切です。

子供がケガをすると
辛いです、本当に。。

お察しかと思いますが

そのあと、わが家はとことん
安全対策を行いました。

二度と子供にケガさせまいと。

安全対策と事故の種類

どんな事故がおきているかを知ろう

事故の種類で考える

子供の事故は
家の中で起きることが
とても多いです。

子供が救急搬送された
事故の種類をみてみましょう。

下のグラフをご覧ください。

NHKすくすく子育て情報より引用

このグラフの示している重要なこと

数の多い事故も
致命傷になりやすい事故も
対策が必要、ということ。

順番に解説します。

①多い事故

・ころぶ
・落ちる

がダントツで多い

そして

②少ない事故

・咬まれる/刺される
・おぼれる
は、ほとんどない

ただし

このグラフの中の黄色の
子供が重症だった割合を表しています。

つまり

③命に関わる事故トップ3は

1位:おぼれる
2位:やけどする
3位:落ちる

という順番になります。

発生すると命に関わること
これには確実に対策が必要です。

保険と同じ考え方ですね。

月齢によって起きる事故の種類が違う

また、子供の年齢によっても
おきやすい事故の種類が違います。

今度はこちらをご覧ください。

例えば1~2歳くらいの
子供の特徴はこんな感じです。

・あるきが不安定でこけやすい
・好奇心のまま動きまわる
・行動が予測できない
・こうしたら痛いよ、がわからない
・あぶないことの判断がつかない

好奇心から色んなことを
自分で試してみたい結果

例えば

料理中の
キッチンに入り
ヤケドを負う

とか

階段を
どんどん登っていって
全て落下する

みたいな流れです。

自分で判断できないので
親がちゃんと見張り
守るしかないです。

事前に対策していれば
防げる事故も多いです。

不慮の事故を起こさないため
入念な準備をしていきたいですね。

事故を起こさないためのチェックポイント

多いですが、すべて重要です。
一度目を通してみてください。

重要な項目から説明します。

溺水(おぼれ)対策

溺水対策で重要な点は
水に入っているときに
短時間でも目を離さないことが
最も大切です。

みはれない場合は
水から出すことが、対策になります。

<こどもの救急:こどもの事故と対策から引用>

熱傷(やけど)対策

やけど一つとっても
様々な発生シーンがありますね。

ベビーゲートなども活用し
熱さを遠ざける工夫をして防ぎましょう。

<こどもの救急:こどもの事故と対策から引用>

転落・転倒対策

乳幼児は頭が大きいため
こけると頭を打ちやすいです。
そして2歳ごろからは
イスなどに自分で登れるようになるので
高さが危険に繋がる場所は対策しましょう。

<こどもの救急:こどもの事故と対策から引用>

窒息(息ができない)対策

赤ちゃんは
口や鼻をおおわれると
自力でとることができません。

また床に落ちている
ヒモや袋でさえ危険になります。

危険なものはすべて遠ざけましょう。

<こどもの救急:こどもの事故と対策から引用>

誤飲対策

また、誤飲も子供によくある事故です。
赤ちゃんは何でも口に入れるので
大人のもの(タバコなど)は
別室で管理するなど、対策しましょう。

また部屋をきれいに保つことは
事故防止にもつながります。


タバコのやめ方はこちらを参照

<こどもの救急:こどもの事故と対策から引用>

その他チェックポイント

自分の経験から
以下のチェックポイントも
補足で記載しておきます。

こけてもケガをしない床か
→転倒によるケガの防止

角のある家具はないか
→刺さるを防止

不要な電源コンセントはふさがっているか
→感電・ヤケド防止

ドアに指を挟む場所はないか
→指つめ防止

窓があかないようになっているか
→転落防止

部屋にガラス製品が無いか
→割れて切れるを防止

階段に滑り止めがあるか
→転倒防止

階段にネットがあるか
→落下防止

部屋に突起物はないか
→刺さるを防止

ベランダに背の高いものはないか
→柵を乗り越え転落や転倒を防止

これらを順番につぶしていけば
安全なお部屋を作ることができます。

少なくとも確実に
致命傷は避けられます。

対策できるアイテムはこちらで紹介しています。

万が一 事故が起きたら

「119」:すぐに助けを呼ぶ

大人も子供も共通です。

みてわかる外傷がある場合や
ケガだけではなく
緊急性が高い症状の場合

ためらわずに
「119」に電話して下さい。

急に倒れた、泡を吹いたなども
こちらで大丈夫です。

■「119」は相談用の番号ではない。

■助けを呼ぶための番号です。

「熱が出たので病院を紹介して下さい」
とか、相談するのはNGです。

「子供が転倒して意識がありません。
すぐに来てください。」
これが正しい連絡の仕方です。

判断がつかない場合:救急医療センター(相談OK)

大人も子供も共通です。

連絡をして、緊急性が高いかどうか
相談することができます。

判断に迷ったらこちらに連絡して下さい。

繰り返しますが
救急医療センターは相談OKです。

全国の救急医療センターに相談して下さい。
窓口の一覧リンクを張っておきます。

全国の一般救急相談センター窓口一覧

今すぐ自分の都道府県の
救急相談センターの番号を
携帯に登録しておきましょう。

「#8000」:休日・夜間の相談(子供だけ)

こちらは子供用です。

休日や夜間で
判断がつかない場合
「#8000」を活用できます。

一般的な対処方法を
教えてくれますので

症状が微妙で救急車を呼ぶべきか?
と迷うようでしたら
「#8000」も活用しましょう。

こどもの救急医療

こどもの救急医療

今回こちらのサイトから
いろいろ引用させていただきました。

軽微なケガから病気まで
よくある症状や対処について
カバーされているサイトです。

かなり役立ちますので
こどもの救急医療もぜひ、活用して下さい。

まとめ

「大惨事、おうちの中で子供が大ケガ!家庭内事故の危険を知る」

結論として、

子どもが小さいうちは
とことん先回りをして
危険を回避しましょう

この記事は
同じおもいをするパパママを
1人でも減らせるように書いてみました。

子ども守れるように
役立てていただけると嬉しいです。

そして最後に!

とっさのときこそ慌てずに
落ち着いて行動しましょう。

と言っている自分は

子供が怪我したときに
動揺してしまって、
奥様が頑張ってくれました。

ケガをしてもしなくても
家族で助け合って
がんばって乗り越えましょう!

お子様の健やかな成長を祈っています。
どうぞ、ご安全に!

本日のクエスト以上です!

今日より明日もっと、晴れやかに過ごせますように(^^♪